気がつけばもう年末です。
大掃除・大晦日が過ぎれば新年がやってきます。
新しい1年がより良いものになるように、初詣を予定している人も多いでしょう。
中でも複数の神社を参拝する「三社参り」というものがありますが、ルールはあるのでしょうか?
できればご利益が大きい方法で参拝したいですよね。
そこで今回は「五社参りの意味や三社参りのルールやご利益は?いつまでなのか違いも調査」と題して詳しくご紹介していきます!
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初詣の五社参りと三社参りの違い
はじめに五社参りと三社参りの違いを説明していきます。
五社参りは神社を5カ所参拝して巡ること、三社参りは神社を3箇所参拝して巡ることをいいます。
こちらは特に決められたルールや決まりというわけではなく、地域によって参拝する神社の数が異なるようです。
他にも地域によっては七社参りというものもあります。
地域によって風習が違うんですね!
初詣の五社参りと三社参りのルールややり方
初詣の五社参りと三社参りのやり方についてですが、特に明確なルールはありません。
「決まった神社を決められた順番に参拝しなければいけない」というものはないので、どこの神社でお参りをしても良いでしょう。
地域によっては決められた神社がある場合がありますが、それは必ずしも絶対でもなければ強制でもありません。
最近では初詣以外でも、神社巡りや御朱印集めなどを趣味にする人も多くいます。
アクセスの良さで神社を決めるもよし、祀られている神様やご利益で神社を決めて巡るのもいいですね!
偶数はよくない
しかし神社を巡るにあたって、参拝する神社の数には気をつけなければいけません。
中国からきた風習で、割り切ることができる偶数は縁起がよくないとされています。
結婚式のご祝儀や七五三なんかでも、奇数が採用されていますよね。
縁起のいい初詣を行いたい場合は1・3・5・7などの奇数の数を目安にするとよいでしょう。
いつまでにすればいい?
五社参り・三社参りはいつまでにすればいいのか、気になる人も多いですよね。
しかし「いつまでにしなければいけない」という決まりは特に存在しません。
1日で済ませる人もいれば、三が日を目安に巡る人もいます。
新年のお参りにあたりますので、1月15日の松の内までもしくは、1月中を目安にお参りをすればいいでしょう。
地域によって決まりや差がある場合がありますが、無理のない程度にお参り巡りをすることをおすすめします。
初詣の五社参りと三社参りのご利益
初詣の五社参りと三社参りのご利益が気になるところですよね。
それぞれの神社に祀られている神様によって、ご利益も異なってきます。
家内安全や商売繁盛・縁結びなど、巡った神社の数だけご利益があると言われているので、多く巡れば巡るほどご利益が大きいと考えてよいでしょう。
また昔はよく「神様が喧嘩をするから欲張ってはダメ」と言われていましたが、現代では「神様は神聖なものだから喧嘩なんて浅はかなことはしない」という考え方が主流です。
ちなみに一番ご利益が大きいとされている数字は「9」なんだそう。
時間と根気がいりますが、「今年は絶対にいい年にしたい!」という方は自分の得たいご利益の神社を九社巡ってみるのもいいでしょう。
初詣の「三社参り」の意味
そもそも三社参りはどういう由来があるのでしょうか。
三社参りはもともと福岡特有の風習でした。
それが日本中に広がり、形を変えて五社参りや七社参りがされるようになったといわれています。
この三社参りの由来は諸説ありますが、有名なのは2通りの説です。
朝廷の風習
1つ目の説は、朝廷の風習が一般人にも伝わり広がっていったといわれている説です。
朝廷が三重県にある伊勢神宮、京都府にある石清水八幡宮と賀茂神社の3箇所を巡っていたものが定着したのでしょう。
当時は車なんてものはなかったので、かなりの長距離移動だったことが予想されます。
当時から神様というものが人々の中でとても大きな存在だったことが伺えます。
3つの神様に挨拶をしていた
もう1つの説がもともと、一部の地域で新年に3つの神様にお祈りする風習がありそれが定着し広がっていったという説です。
こちらは神社巡りという訳ではなく、
- 先祖代々を守る氏神様
- 出生地を守っている産土神様
- 特定の土地を守っている鎮守神様
この3つの神様に挨拶をする風習だったようです。
当時も昔も神様にお祈りをする目的は、人々の安心した暮らしであることに変わりはないんですね。開運の護符・霊符販売【開運】商品の決定版:手書き護符
五社参りの意味や三社参りのルールやご利益は?いつまでなのか違いも調査まとめ
今回は「五社参りの意味や三社参りのルールやご利益は?いつまでなのか違いも調査」と題してお話ししてきました。
複数の神社を巡って挨拶を行うというのは、神様を大切にする日本人らしい風習ですよね。
また神社はそれぞれ祀ってある神様でご利益が異なるので、自分が気になるご利益を巡ってまわってみるのも醍醐味の1つです。
ぜひ初詣を予定している人は、五社参り・三社参りも検討してみてはいかがでしょうか。